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監修: 脳神経内科 千葉 川口 直樹 先生
市立宇和島病院 小児科 林 正俊 先生
  1. MG Source
  2. 重症筋無力症の治療について
  3. 血液浄化療法

血液浄化療法

血液浄化療法

血液浄化療法は強力な治療であり、即効性があるので、急に悪化した時やクリーゼからの回復に用います。人工透析のような特殊装置を使って、通常は2週間に3~5回程度、自己抗体を血液から取り除きます。免疫グロブリン静注療法(IVIg)に比べて重い副作用もあり、体への負担が比較的大きいため、子どもや高齢者、全身状態の良くない人では実施できないこともあります。

小児
血液浄化療法は、成人の重症筋無力症に準じて個々に判断して行われますが、 IVIg(前ページ)に比べて体への負担が大きいため、小児では実施できないこともあります。

人工透析のような装置を使用
血中の自己抗体を取り除きます。

参考文献

  • 日本神経学会監修 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン