血液浄化療法
血液浄化療法
血液浄化療法は強力な治療であり、即効性があるので、急に悪化した時やクリーゼからの回復に用います。人工透析のような特殊装置を使って、通常は2週間に3~5回程度、自己抗体を血液から取り除きます。免疫グロブリン静注療法(IVIg)に比べて重い副作用もあり、体への負担が比較的大きいため、子どもや高齢者、全身状態の良くない人では実施できないこともあります。
小児
血液浄化療法は、成人の重症筋無力症に準じて個々に判断して行われますが、 IVIg(前ページ)に比べて体への負担が大きいため、小児では実施できないこともあります。
- 人工透析のような装置を使用
- 血中の自己抗体を取り除きます。
参考文献
- 日本神経学会監修 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン