自分のタイプを知ろう
自分のタイプを知ろう
重症筋無力症は、原因となる自己抗体の種類によって主に3つのタイプに分かれます。そのため有効な治療法が違う場合があります。約85%が抗アセチルコリン受容体抗体陽性です。
自分のタイプを確認しつつ担当医に相談しましょう。
- クリーゼ ~早めに受診が必要な事態も~
クリーゼの語源は「クライシス(危機)」で、急性で危機的な状態をさします。感染や疲労、手術が原因でおこります。
一番顕著な症状が、息苦しさ。嚥下障害や構音障害などが時間ごとあるいは日ごとに悪化し、全身の筋力が低下します。現在、1 割程度の方がクリーゼにおちいると言われています。異変を感じたら早めに受診しましょう。
参考文献
- 日本神経学会監修 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン